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SCOTLAND CLUB 通信

夏の素材“麻”について
2016-06-04

今回は夏☆到来ということで春夏用衣料の代表的な素材『』をピックアップしてみました。
古くから「夏は麻に限る。」として、シャツ、ブラウス、肌着、服地などに広く使用され、最大の特徴は、肌触りの清涼感からくる快適性にあり、我が国の蒸し暑い春夏の気候に適しています。
しかし、シワや形崩れしやすく、どうしても敬遠しがち。一体、麻ってどんな繊維なの?吸水性は?アイロンをかける方法は?…など、麻という繊維の特徴についてご紹介します!

麻は、植物に含まれている繊維の総称で、20種近くあります。同じ麻と呼ばれながらも、原料となる植物によって、それぞれまったく性質が異ります。身近にある麻は、リネンやジュートなどが代表的なものです。

● 次に麻の特徴や特性を挙げてみたいと思います。

(1) 繊維が非常に強い
  麻の繊維は、天然繊維の中で最も強く、水に濡れると更に強さを増す傾向があります。
 
(2) シャリ感、張りがある
  麻の繊維の特性から、製品に「シャリ感」、「張り」、「通気性」があり、接触冷感と併せて 「さわやか」な着心地を与えてくれます。
 
(3) 吸水性、吸熱、発散性に優れる / 涼感を与えてくれる
  麻の繊維の特性から、水分の吸湿、発散が速く、汗ばんでも肌にべとつかず、速く乾きます。
 麻の繊維は、天然繊維の中で熱の伝導性が最も大きいので、体温を奪って速やかに放熱させ、 肌に「接触冷感」「涼感」を与えてくれます。綿の約4倍の吸水性があるとされています。
 
(4) 上品な光沢
  リネンは絹の様な光沢があり、優雅な雰囲気を醸し出します。
 
(5) 伸度が低い
  伸びの回転率が低い為、変形すると元に戻りにくく、「しわ」になり易い。しかし、その「しわ」により、体に接する衣類の場合接地面積が少なくなることから、清涼感を与えてくれるという面もあります。

● 最後に洗濯やお手入れについて・・・。

麻製品は手軽に洗濯機で洗っていただけるものも多くありますが、本来はデリケートな素材のためドライクリーニングをおすすめしておりますので、まず「洗濯絵表示」をご確認ください。
白っぽくなりやすいため、蛍光増白剤入りの洗剤の使用は避けてください。水洗いがオススメ。
強い揉み作用で毛羽立ちやすいので、揉み洗い、擦り洗いは避けてください。
洗濯機で洗う場合は、ネットを使用し、1回の洗濯物の量を少量にして多目の水で洗ってください。
洗濯後は形を整えて表示通りに日陰の吊干、または平干をしてください。
アイロンは基本かけない方が良いのですが、アイロンをかける場合のコツは、? 霧吹きなどで十分湿らせてからかけて ? 温度は中・高温で!!? 状態保持のためにあて布をすることをオススメします

 簡単なまとめですが、これらのことを理解しながら、これからやってくる夏に向けて麻の商品を取り入れながら夏☆ファッションを楽しんでくださいね。

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